Ⅰ型とⅢ型のコラーゲンの違いとそれぞれの特徴

美容クリニックで行えるエイジングケアの方法は様々なものがありますが、肌の改善をしたいというときにおすすめなのがベビーコラーゲン注入です。

ベビーコラーゲン注入は、美容用に精製したヒト胎盤由来のコラーゲンであるヒューマラジェンを注入してシワ・わるみなどの症状を改善するのに役立ちます。ボリューム力ではヒアルロン酸に劣りますが、馴染みやすいため自然に改善したように見せることができます。

ベビーコラーゲン注入の特徴の一つが、Ⅰ型とⅢ型のコラーゲンが含まれているという点が挙げられます。Ⅰ型コラーゲンは体内に最も多く存在するコラーゲンです。

皮膚だけではなく骨などを形成するのにも必要で、弾力性を持たせる働きがあります。Ⅲ型コラーゲンは、臓器に主に含まれています。細い繊維状で傷の修復過程で増殖して、Ⅰ型に置き換わっていくことで傷の再生をします。組織に柔軟性を与えたり、肌の土台として役立ちます。

ヒューマラジェンは従来多く配合することが難しかったⅢ型コラーゲンが50%も配合しているため、衰え始めた肌組織の再生をしっかり進めることが可能です。目の下・唇など皮膚が薄く、粘膜の衰えが見られるところに注入すると、特に効果を発揮します。

ヒト由来のコラーゲンは安全性が高い

ベビーコラーゲン注射は、Ⅰ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンが50:50で配合されています。これは、赤ちゃんの肌に近い組成であることから、ベビーコラーゲンという名前がついています。

このコラーゲンを注射しても安全な理由としては、米国RMI社のもと医療機器として安全性・有効性が実証されているということが挙げられます。

コラーゲン注射は元々動物由来のものを使用していましたが、この注入するベビーコラーゲンはヒト由来のコラーゲンであるため、アレルギーの
リスクがほとんどなくアレルギーテストは不要となっています。

ベビーコラーゲン注射で使用する米国RMI社が提供しているヒューマラジェンは米国FDAの人道機器の承認を取得しており、クラスⅢの医療機器として登録されています。

ベビーコラーゲンはヒト由来のコラーゲンですので、その製造は徹底的な衛生管理のもとで行われていて、非常に安全性が高いです。ベビーコラーゲン注射はこのように、安全性の高い製剤を使っているため安心して施術ができます。

目元口元だけではなく額の横ジワ・目尻のシワ・クビの横ジワなど特に浅いシワに対して効果が高く、肌が活性化されることで持続時間が長いというメリットも得られます。