最近話題の美容皮膚科のビタミン注射 | 美容皮膚科のビタミン注射って綺麗になれるの?

効果のあるビタミン注射

病院へいこう

疲れやだるさをとるためには、生活習慣を整え、ゆっくり休み、
睡眠を十分にとり、適度な運動、適切な食事をとることが重要ですが、
なかなかそれらを実行する時間のない人も多くいます。

適切な食事で必要な栄養素をしっかりと摂取するだけでも効果が
ありますが、偏食があったり、疲れがたまりすぎて食欲が減退したり、
さまざまな原因で十分に摂ることが難しい場合もあります。

そんな人におすすめなのが、ビタミン注射です。

ビタミン注射には種類が多くあり、美肌や美容効果、アンチエイジング効果など
様々なありますが、疲れやだるさに効果があるのは、にんにく注射です。

名前ににんにくと入っていますが、にんにくそのものが入って
いる訳ではありません。

にんにくの主成分であるビタミンB1を構成する成分に含まれる
硫化アリルがこの注射液に含まれています。

硫化アリルがにんにく独特のにおいの正体ですが、注射をしても
におってくるということはほとんどないので、安心して受けることができます。

重要なのは、ビタミンB1です。
疲労回復や滋養強壮効果があるため、特にスポーツ選手が好んで使います。

栄養素を点滴・注射しているため、副作用の恐れもありません。
ビタミン注射はさまざまな施設で行われていますが、クリニックで
受けると良いでしょう。

ポイントなのが、ビタミン注射だけで済ませないということです。
常日頃から、整った生活習慣を送ることが大切です。

にんにく注射はいわば、その場しのぎ的要素の強いものです。
正しい生活習慣を送りながら、そこににんにく注射などのビタミン注射を
取り入れることで、より健康的な生活を送ることができるでしょう。”

名前の由来は仏教用語!?日本における「にんにく」の歴史

ニンニクは「古事記」や「日本書紀」に記述されているように、
日本ではかなり古くから存在していた作物です。

にんにく

日本に現存する最古の薬物辞典「本草和名(918年)」にも、
ニンニクの栽培について記録が残っています。

当初ニンニクは「蒜(ひる)」という呼び名でしたが、いつの間か現在の名前に
変化しています。

それに関っていると考えられるのが、仏教用語である「忍辱(にんじょく、にんにく)」です。

これは、「どんな困難にも耐えて辱めを忍ぶ」という意味の言葉です。

「侮辱や苦しみに襲われても心を平穏を保ち、耐え忍びなさい」という教えが
込められています。

昔の人々にとって、ニンニクの臭いとは耐え忍ばなければならないほど、
そして耐え忍ぶのが難しいほど強烈なものだったようです。

また、ニンニクには精力を増強させる作用もあります。
そのことから、仏教では食べることが禁止されていました。

様々な悪い心を起こさせ、修行の邪魔をすると考えられたためです。

「葷酒山門に入るを許さず」という言葉が現在も遺っていますが、
葷とはニンニクを含めた強い臭いがする野菜(主にネギ科)のことです。

現在では人気の野菜であるニンニクですが、歴史の中ではかなりの「嫌われ者」
だった時期があるようです。