血液クレンジングの大量自家血療法(MAH)の効果

血液クレンジングの大量自家血療法とはどんな治療法か

大量自家血療法「MAH」とは、100~200ccの血液を自分の体から専用の瓶に取り出し、そこにオゾンガスを入れて混ぜてから血液を再び自分の体内に戻すという治療法で、血液クレンジング療法とも呼ばれています。

しかし中にはオゾンを入れて混ぜる血液クレンジング等をして、体内に悪影響はないかと心配する人もいるかもしれませんが、結論から先に言えばほとんど問題はありません。

人間が普段日常生活をおくる中で、呼吸して摂取している酸素の内およそ3パーセント程が老化に影響する活性酸素になりますが、健康な人間は活性酸素が体内で発生しても細胞内で日々ほとんどを消去しています。

血液クレンジングで使用する活性酸素は、日常生活で取り入れる酸素量と比べても非常に少ない量なので、血液に混ぜてもすぐに消去されます。

採取した血液が入った専用瓶にオゾンを入れて混ぜても、わずか数分で
これらは大部分を消去するので、血液を戻す時には瓶の中や血液にはオゾンは残っていません。

点滴で元気になる

そして血液にはオゾンを混ぜる事で反応した物質だけが入っているので、
結果的に体内に活性酸素が直接入る訳ではないので安心して治療を受ける事が出来ます。”

オゾン療法による血液クレンジングの効果と副作用

オゾン療法による血液クレンジングを行うと、患者にどのような効果が期待出来るのかというと、
欧米では主にB型やC型肝炎や、HIVウイルスの増殖を抑える時に使われています。

また虚血性疾患を持っている人にも使われており、しかもこの患者には保険も適用されるので
経済的には安く治療を受ける事が可能です。

他にも狭心症や心筋梗塞や、アトピー性皮膚炎といったアレルギーや自己免疫疾患の患者にも治療として使われています。

加えてこのオゾンによる血液クレンジング療法は、免疫力をあげる作用も優れている為
がんの補完療法として外科手術した後に使われています。

それから歯科治療でも使用されていますが、この場合は主にオゾンガスによる
殺菌作用目的なので、本来のオゾン療法とは異なります。

このように、血液クレンジング療法は沢山の患者の使用出来る治療法です。

気になるのは血液クレンジング療法をした時の体内への副作用ですが、
オゾンの投与量が多かった場合、施術後に体が少しだるさを感じる事があります。

点滴で代わる

しかしこのだるさはしばらくすればすぐに収まるので、それほど心配する必要はありません。
具体的にいうと、大体約12~24時間程度でほとんどの人は改善されます。”